この記事を書いた人:ヒロ(50代・会社員)
小1のGW明けに息子が不登校に。スダチを含む複数の不登校支援サービスを実際に利用し、約40万円を払った父親の正直な体験談です。
最初に結論を言っておく。
スダチを使ってよかったと思っている。息子は実際に一人で登校できるようになった。あの日、学校に向かう息子の後ろ姿を見たとき、泣きそうになった。
ただ、その後また不登校になった。
40万円を払って「再登校→再発」まで経験した50代の父親として、良い面も悪い面も忖度なしで書く。「スダチは本当に効果があるのか」「怪しくないのか」を本気で調べているあなたの、判断材料になればと思う。
スダチとは?仕組みと公式の実績
スダチは、子どもに直接関わらず、親だけをサポートして再登校を目指すオンラインの不登校支援サービスだ。仕組みを整理するとこうなる。
・親への毎日のフィードバックが中心(子どもには基本的に直接関わらない)
・ゲーム・スマホなどデジタル機器の使用を制限する
・規則的な生活習慣を整える
・数週間という短期間での再登校を掲げる
公式サイトでは、再登校した人数1,200名以上・再登校率90%超という高い実績を公表している(※公表値。最新の数字は公式で確認してほしい)。
数字だけ見れば魅力的だ。私も、そこに惹かれた一人だった。
スダチは怪しい?やばい?──40万円払った父親の本音
「スダチ」で検索すると「怪しい」「やばい」という言葉が一緒に出てくる。契約前の私も、正直まったく同じ気持ちだった。
40万円を払う前、私が抱いた疑問はこうだ。
・親だけへの指導で、本当に子どもが学校に行くのか?
・「子どもに内緒で進める」やり方は大丈夫なのか?
・高額なだけの情報商材なのではないか?
実際に使い切った今、正直に答える。
メソッド自体は、思いつきではなく体系立っていた。担当者の指示も具体的で、その日その日にやることが明確だった。そして後で書くとおり、再登校という結果は実際に出た。少なくとも「中身が空っぽの詐欺」ではない、というのが私の実感だ。
ただし、「怪しい」と感じる人の不安が当たっている部分もある。子どもに内緒で親だけが動くスタイルは、家庭や子どもの性格によっては合わない。そこは正直に書いておく。後半で「向いている家庭・向いていない家庭」として整理する。
スダチを知ったきっかけ
息子が不登校になったのは小学1年生のゴールデンウィーク明けだった。毎朝、玄関で足がすくんで動けなくなる息子を前に、私は何をすればいいか分からなかった。
とにかく検索し続けた。7月上旬、スダチを見つけた。「3週間で再登校」という言葉が目に入った。正直、半信半疑だった。でも無料相談に参加してみた。
流れとしては、まず無料相談があり、そこから有料の個別面談、そしてサポート契約へと進む。無料相談だけでも気づきはあったが、最終的に私は妻を説得して契約した。費用は高いと感じたが、お金は惜しまなかった。息子のことを、何とかしたかった。
かかった費用:私が払った約40万円の内訳
私が支払った総額は約40万円だった。
■ スダチの料金(私が契約した当時の目安)
| プラン | 料金(税込) |
|---|---|
| 再登校面談 | 49,500円 |
| 1ヶ月サポート(平日毎日) | 297,000円 |
| 1.5ヶ月サポート | 396,000円 |
| 2ヶ月サポート | 495,000円 |
※私が契約した当時の目安。料金は改定されることがあるので、最新は必ず公式で確認してほしい。
正直、安い金額ではない。だからこそ、契約前にこの記事のような「実際に払った人の声」を探していた当時の自分に向けて書いている。
効果はあった。本当に。
プログラムを続けていくと、息子に変化が出てきた。2学期には、息子は一人で学校に登校するようになった。
あの朝のことは今でも覚えている。玄関を出て、ランドセルを背負って歩いていく息子の後ろ姿。GW明けにあの玄関で足がすくんでいた息子が、自分の足で学校に向かっている。
泣きそうになった。本当に。
「デジタルを使えるのは一人で登校できた日だけ」という絶対ルールの効果は大きかったと思う。子どもにとって分かりやすい動機付けだった。
そして、また不登校になった
冬休み明けに、息子はまた学校に行けなくなった。
正直に言うと、2回目のショックは1回目より大きかった。「もう大丈夫だ」と思っていたから。40万円を払って、あれだけ頑張って、また振り出しに戻った気がした。
公式が掲げる再登校率90%超という数字は、おそらく嘘ではない。現に我が家も一度は再登校した。でもその数字は、「再登校したあと、それが続くかどうか」までは語っていない。ここは、契約前に知っておいてほしかった点だ。
今振り返って思うのは、スダチのアプローチには一つの疑問が残るということだ。
「子どもの特性を深く理解せずに、親だけへの指示で長期的な解決ができるのか」という点だ。
再登校できた後、息子の根本的な何かが変わったわけではなかった。学校が合わない理由、息子の特性、その子に合った環境。そういったことが整理されないまま進んだことへの疑問は、今でも残っている。
スダチのメリット・デメリット(正直な評価)
40万円を払った立場から、フラットに整理する。
メリット
✓ 短期間での再登校実績は、本物だと思う
✓ メソッドが体系化されていて、親の「次の一手」が明確になる
✓ 親の関わり方そのものを見直すきっかけになる
✓ オンライン完結で、共働きでも進めやすい
デメリット・注意点
△ 費用は40〜50万円規模。決して気軽な額ではない
△ 子どもの特性・根本原因の把握は、別途自分でやる必要がある
△ 再登校した後のフォローは、また別の話
△ 「子に内緒で親が動く」スタイルが合わない家庭もある
スダチが向いている家庭・向いていない家庭
私の体験から言える、向き不向きはこうだ。
| 向いている家庭 | 慎重に考えたい家庭 |
| ・まず「再登校」を当面の目標にしたい ・親の関わり方を変える覚悟がある ・不登校の初期で、こじれる前の段階 |
・発達特性など根本要因が大きそう ・子に内緒で進めることに抵抗がある ・再登校より本人の意思を尊重したい |
スダチを検討するなら、まず無料相談で見極めを
もしあなたが「うちの場合はどうだろう」と迷っているなら、いきなり契約せず、まず無料相談だけ受けてみるのが現実的だ。
私自身、契約前にこの無料相談を受けた。ここだけでも気づきはあるし、有料に進むかはその場で決めなくていい。40万円で後悔しないために、「自分の家庭に合うか」を無料の範囲で見極める。この順番を、当時の自分に勧めたい。
我が家がその後たどり着いたもの
スダチで「再登校→再発」を経験して、私が痛感したのは、子ども自身の特性に合った、継続的な伴走の必要性だった。短期で押し上げるだけでは、うちの場合は続かなかった。
最終的に、いま息子が楽しんで続けているのが完全1対1のキズキだ。集団が苦手な息子でも、自分のペースで進められている。
じっくり伴走してほしいなら
うちが利用しているのは、同じキズキが運営する家庭教師「キズキ家学」です。完全1対1で、集団が苦手な息子でも自分のペースで進められています。こちらの「キズキ共育塾」は同じキズキの個別指導塾で、通塾もオンラインも選べる完全1対1。不登校や中退を経験した講師が多く在籍しています。「勉強の遅れ」が不安なら、まず無料相談で雰囲気を確かめるだけでも価値があります。
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よくある質問
Q. スダチは本当に効果がありますか?
A. 我が家では、短期間での再登校という効果は実際にありました。ただし冬休み明けに再発したのも事実です。「再登校」には効きやすいが、それが続くかは家庭や子どもの状況次第、というのが正直な実感です。
Q. スダチは怪しいですか?
A. 契約前は私も不安でした。実際に使った感想として、メソッドは体系立っており「中身のない詐欺」ではないと感じました。一方で高額であること、子に内緒で進めるスタイルが合わない家庭もあることは事実です。不安なら無料相談で直接確かめるのが確実です。
Q. 再登校したあと、また不登校に戻ることはありますか?
A. 我が家は戻りました。再登校はゴールではなく通過点だと考え、再登校後のフォローや、子どもの特性に合った環境づくりを並行して準備しておくことをおすすめします。
Q. 費用はどのくらいかかりますか?
A. 私が契約した当時はサポート期間に応じて約30〜50万円規模でした。料金は改定されることがあるため、最新は公式で確認してください。
まとめ:お金を使えば解決、という話ではなかった
あの40万円を、無駄だったとは思っていない。あの経験があったから、息子のことをより深く考えるようになった。再登校した息子の後ろ姿は、今でも私の支えだ。
でも、お金を使えば解決するという話でもなかった。それが正直なところだ。
同じ状況の父親へ。スダチを検討するなら、過度な期待も、過度な不信もいらない。「再登校には効く可能性が高い。ただし万能ではない」。その前提で、まず無料相談から見極めてほしい。



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