GW明けの朝、息子が玄関で泣きそうな顔をして動けなくなった日のこと

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この記事を書いた人:テツオ(50代・会社員)

小1のGW明けに息子が突然不登校に。テレワーク中に一人で対応した父親の実体験を書いています。

それは、ゴールデンウィーク明けの朝のことだった。

いつもと同じ朝のはずだった。息子はランドセルを背負い、玄関まで来ていた。あとは「いってらっしゃい」と送り出すだけだった。

ところが息子の足が、止まった。

玄関の扉の前で、足がすくんだように動かなくなった。表情は朝からずっと暗かったが、まさかここまでとは思っていなかった。泣きそうな顔で、息子は言った。

「学校、行きたくない」

その瞬間、頭の中に2つのことが同時に浮かんだ。

「え、なんで?」という困惑と、「今日は朝から会議があるのに」という焦り。

正直に言うと、最初は深刻には考えていなかった。保育園のときも行き渋りはたまにあった。今日はたまたま気分が乗らないだけだろう、そう思っていた。

息子はまだ1年生、5歳だった。


結局その日は休ませることにした。妻にはLINEで一言送った。私はそのままテレワークの会議に入った。

隣の部屋では、息子が過ごしていた。学校に行かなくていいとわかった息子は、さっきまでの暗い表情が嘘のように、明るくなっていた。

その様子を横目で見ながら、私は会議の画面を見ていた。


その日の夜、私はいろいろ聞いてしまった。

「学校で何か嫌なことあった?」「誰かに何かされた?」「先生が怖い?」

今思えば、あれは息子にとってプレッシャーだったかもしれない。でもあの夜の私には、聞かずにいられなかった。原因さえわかれば、解決できると思っていたから。

息子は首を横に振るだけで、何も答えなかった。


まだこのときは、これが長い不登校の始まりだとは、思っていなかった。

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